コチャパンパ

クスコ州ラ・コンベンション郡サンタ・テレサ市コチャパンパ地区。標高1600-2300ｍ。品種はティピカ・カトゥーラ他。インカの霊峰より届いた有機栽培コーヒーをお見逃しなく！

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ギル・フェイバーさん

煎りピーナツの風味の中に甘味とコクを感じさせる香りを孕む、今月の「コチャパンパ」です。輪郭がはっきりした苦味に酸味が合わさった口当たりは、ピリッとした軽くスパイシーな印象を舌に残します。その後、透明感のある酸味が味の中心となり、最後にコクと甘味を残して味が退いていきます。舌が苦味に慣れてくると、酸味とコクを核とした厚みのある風味が全体を支配して、の見応えのある味わいを醸します。香りはやや控えめながらも深みのある風味を漂わせ、「静かな哲人」とでもいいましょうか、控え目に見えつつも口に含むと存在感のあるコーヒーに仕上がっています。いよいよ本格的な新緑の季節を迎える5月、浮つきがちになる気分を落ち着かせるもよし、あるいは一度落ち着かせてあらためてウキウキ気分を味わうもよし、そのきっかけのお供にどうぞ。

まめまめさん

車で走っていると一羽の鳥が飛んでいた。遠目でアオサギかなと思っていたら、どんどん近づいて来て目の前を通過。うわさに聞いていたコウノトリは、ゆうに1mは超えており久々にビックリしました。さて今月の豆「コチャパンパ」はビターテイストの落ち着いた味わい。苦味５、香り4.5、甘味・酸味・コク4といったところでしょうか。キジはよく近所で鳴いているので分かりますが、コウノトリはいったいどういう鳴き方をするんでしょうね。