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アラク

(インド)

100g ¥580在庫なし

アラク

酸味:3 甘味:4 苦味:4 香り:3 コク:4

南インドのVisakhappatnam近く、標高800~1000m。品種はCauvery他。比較的新しいコーヒーエリアで、150の民族が生活しておりその多くは有機農法を実践しています。またひとつ貴重なエリアの登場です。お楽しみください。

農園名  
農園主      
位置 Araku Valley ,Andhra Pradeshi  
標高 800~1000m
気温 4~39℃
平均年間降雨量 1700mm
農園面積  
種類

Cauvery,Cahndragiri,Selection795

生産処理方法 ウォッシュド
Flavor Profile Sweetness, Chocolate, Caramel, Bright AC, Round MF       

Detailed Information

<History> Araku Valleyは南インドのVisakhappatnam近く に位置しています。Araku Valleyは比較的新しい コーヒー生産エリアで、インドの伝統的なコーヒー 栽培エリア(Karnataka, Kerala, Tamil Nadu)と 対比して、Non Traditonal Area for coffee growing(非伝統的コーヒー栽培エリア)と呼ばれ ているエリアの1つです。 Araku Valleyには150の民族が生活しており、 コーヒーの他にフルーツやスパイスなどが生産され ています。Araku Valleyの民族の多くは有機農法を 実践しており、インド政府が運営するTRIFEDや Girijan 農協などのサポートを受け、コーヒー生産 やマーケティングを行っています。 Araku Valleyでのコーヒー栽培の歴史は比較的新 しく、1960年代にAndhra Pradeshの森林局が コーヒープランテーションの開発を始めたことが きっかけでした。また、Girijan農協(GCC)が 1956年に設立され、インドコーヒー委員会より コーヒープランテーションのマーケターとして認定 されました。それ以降、GCCは地元の民族と協力し てコーヒープランテーションの開発に乗り出しまし た。 Araku Valleyにおけるコーヒー栽培はまだ発展途 中となっています。 

<Process> コーヒーチェリーはハンドピッキングにて収穫された後、未成熟チェリー等を取り除く選別工程を取ります。 その後パルピングされ、ミューシレージをきれいに取り除くために醗酵工程をとります。醗酵工程を終えた パーチメントは水で洗われ、日光にて水分値が12-13%になるまで乾燥させます。 十分に乾燥させたパーチメントは、スペシャルティコーヒー専用の倉庫に移動し、脱殻、異物除 去やグレーディングが行われ、パッキングされて輸出されます。 Arakuではシェイドグロウンで栽培することにより、チェリーは通常よりも長い時間をかけて、ゆっくりと 成熟します。そうすることで、高品質でユニークなコーヒーを生産することができると考えられています。 インドコーヒー委員会は民族の生産者に小さなパルパーを供与しており、そのパルパーを使用して生産処理を 行う生産者だけでなく、チェリーの状態でVijayawadaやNarsipatnamのバイヤーに対して販売している生産者 もいます。 

Type 2 user's voice

ギル・フェイバーさん

焙煎豆はクッキーのような芳ばしい香りですが、抽出してコーヒーになると一転してクリーミーで柔らかい香りを放つ今月の「アラク」。インドの豆だそうですが、インドでコーヒーを栽培しているとは今の今まで知りませんでした。高校の時は地理を選択していたんですが…。それはさておき、口当たりは角の少ない苦味を背景にした豊かな甘味、そこからコクをまといつつ口当たりの味がそのまま自然に拡がっていく、いわば直球の味わいが特徴です。酸味は口当たりの奥に隠れていてあまり前に出てこないため、味の印象は高カカオ含有のチョコレートというよりも、ココアに近いものとなっています。苦味系が苦手な方にもお楽しみいただける、おすすめの一品です。

まめまめ

今年の冬はとても寒い日が続きました。その影響で河津桜と菜の花の満開が重なり、濃いピンク色と濃い黄色の饗宴を通りがかりに偶然見れました。なかなかない配色です。さて今月の豆「アラク」は甘い香りの中にほのかな苦味を感じる豆。甘味・コク4.5、苦味・香り4、酸味3といった感じでしょうか。風のない日の夜、暗闇で嗅覚が敏感になり、香りのする方向についつい顔を向けてしまいます。

 

 

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