ダ・グラマ

ブラジル　サンパウロ州。標高約1100～1250ｍ。品種はムンドノーボです。ナチュラルファーメテーションで精製されたブラジルの傑作をお見逃しなく。

Detailed Infomation

1890年に Carvalho Dias 家によって開拓された歴史ある 農園です。南ミナス州との州境のサンパウロ州側に位置し、その山が ちな 地形 のため栽培から収穫まで手作業で行われて います。また自然環境への配慮から自生種の植林による生態系の維持活動 を行って いるほか、農園従事者のために学校やサッカー場を建設 し 47 家族に快適な住居を提供して います。
収穫はチェリー が土壌 に触れぬよう布を敷いて 行われます。
Natural Fermentation処理 に進むチェリーはその日の内に水による比重選別を行い、未成熟や浮き豆を取り除きます。選抜されたチェリーをタンクの中に入れ、バルブを閉じ 48 時間密封することで嫌気醗酵を促します 。密封している間 に温度、匂い、ＰＨをコントロールすることでばらつきの少ないロットとなります 。その後 、ビニールハウス内で乾燥させます。
カショエイラ・ダ・グラマ農園では苗木の選定から農園環境 、収穫 と精選 まで、全ての段階に注意を払っており絶好の栽培環境 とチェリー が 備える 品質を損なうことなく生豆に仕上げて います。

Type 2 user's voice

ギル・フェイバーさん

穀物の風味を含んだピーナッツのような香りを放つ小ぶりな焙煎豆を挽いてドリップすると、控え目ながらも苦味をはらんだ深く穏やかな香りのコーヒーへと姿を変える今月の「ダ・グラマ」。初めの口当たりは、背後に苦味を隠したコクとでもいいますか、味よりも質量を感じるような不思議な印象です。飲み進めていくと、ジューシーな酸味に続いて優しい甘みが後を引くようになり、終盤ではチョコレート風味の味わいを感じるようになります。ただ、全体として軽めな印象の味わいとなっていて、これもまた不思議な感じです。ゆったりと繊細な味の起伏をなぞるような、そんな楽しみ方はいかがでしょう。

 まめまめさん

浜松の動物園に行って唯一見ていない動物、ビーバー。先日、ナイトZOOに行くと、しっぽを上下に動かして泳ぐビーバーを発見。ビーバーといったらなぜか「ラスカル」を思い出してしまいます。さて、今月の豆「ダ・グラマ」は淹れた後、芳香剤にしたくなるくらい香りが残る豆。香り・コク・苦み５、酸味・甘味４といったところでしょうか。泳ぐといったら、動物園のオスのトラは、夏も冬もよく泳いでいます。いつも泳いでいるから、毛はモフモフしてんだろうなぁ。