ワハナ ナチュラル・マンデリン

北スマトラ州,トバ湖の北西部に位置し先進的な珈琲生産に取り組んでいるワハナ農園。今までのマンデリンとは全く違う製法で新しい個性のマンデリンが出来上がりました。パッションフルーツのような香りとしっかりとした甘味。モカを思わせるようなフルーティなマンデリンをお見逃し無く！

ギル・フェイバーさん

豆から放たれる香りが微かにミントを思わせる爽快感を含む、今月の『ワイハ』もとい、『ワハナ』です。マンデリン系ということですが、マンデリン特有の「みょーん」とした細長さとは全く無縁のやや小ぶりな普通のコーヒー豆の形をしています。この豆独特の口当たりは、モカによくみられる草の風味をまとった甘味に加え、軽くシナモン系の風味を含んでいます。口当たりに続くコクに裏打ちされた酸味と苦味は、マンデリンらしさを感じさせる味わいですが、口当たりの甘さがベールのように舌を覆うのか、全体的に柔らかな丸い味わいとなっています。さらに、豆から感じられた爽快感は後味で微かに口の中に漂ってきます。これから春本番を迎えるこの時期にぴったりの、やさしく軽やかな味わいのコーヒーです。

まめまめさん

好きな「きみどり色」が周りにいっぱい出てきました。今日見つけたのは、つくしの胞子。きみどり色というより、若草色という方が近いかもしれませんね。春は何でもパステル調に見えるから、自分のスケッチに最適な季節です。さて今月の豆「ワハナ」は細かく挽いて、ゆっくりていねいに淹れた方が味がしっかり出ました。酸味・甘味４、香り・コク・渋味3.5といったところでしょうか。「ワハナ」を間違えて変換したら「和花」とでました。ここにも春が隠れていました。