ラ　モレナ

グァテマラ　西部　ウエウエテナンゴ。標高1400-1600ｍ。品種はブルボン、カツアイ、カツーラです。女性生産者の支援を後押しするプロジェクトです。女性生産者らしい繊細で柔らかなコーヒーをお楽しみください。

Type 2 user's voice

ギル・フェイバーさん

焙煎豆はひたすら甘い香りを放ち、そのまま齧ったらクッキーの味なんじゃないかという考えすら沸いてくる今月の「ラ モレナ」。私もType2さんとお付き合いを始めてもう20年ほど、相応の場数を踏みましたが、こういう香りの豆を挽いてドリップすると、苦味走った真逆の印象の香りになったりするものです。この法則を体現しているのが今月の豆と言っていいでしょう。しかし、味の方は実際に口に含むまで全く予想できない、というのもこのパターンの特徴で、今回は雑味の少ない、透明でニュートラルな口当たりからそのまま真っ直ぐ抜けていくような、香りからは想像がつかない味わいに仕上がっています。甘みと酸味のバランスにより、みずみずしい透明な味を感じるようですが、後半に向かってアクのない酸味とクリーンな苦味が顔を出すことで、コーヒーの味に着地しています。口の中でコーヒーを回すと、しっかりと酸味を感じつつ、きな粉餅のような風味を持っていることが分かりますが、普通に味わう分には最初から最後まで、流れるように透明でスムーズな味が流れるように口の中に広がります。飲む人を選ばない、グァテマラ豆らしい一品です。

まめまめさん

久しぶりに、うちの猫がよろこんだ猫グッズ。それは猫たわし。たわしのザラザラ感が、舌のザラザラに似ているのか、撫で始めるとすぐ身体を委ねてきます。さて今月の豆「ラ　モレナ」は、深みのある香りに包まれる豆。香り・コク５、苦味4.5、甘味４、酸味３といったところでしょうか。今まであったものが、違う分野でヒットするから面白い。見る人が見るとお宝に見えてくるんでしょうね。